12.4英語を勉強する意味と理由
更新日 2021年6月27日
英語は他の教科と比べると、勉強する意味と目的が想像しやすいかもしれません。
日本語では1億人としか話せませんが、英語だと15億人と話せます。
ですが、英語を勉強する意味はそれだけではありません。
ネットの記事/サイトの52%は英語で書かれており、日本語の記事/サイトはわずか6%にすぎません。
情報社会と呼ばれる現代で、10倍の情報にアクセスできるメリットは大きいと言えます。
私も仕事において、日本語でググって良いデータや記事が見つからないとき、英語で検索をして目的のデータや記事を見付けることが多々あります。
そして英語を学ぶことは、物の見方を学ぶことにも繋がります。
英語には「結論から言う」「主語と述語をはっきり言う」「理由と結論を明確につなげる」といった特性があります。
主語や結論をあいまいにする日本語と違って、英語はそこを明確にしないと文になりません。
こうした言語としての特性は、文化や文章の作りの違いにもつながってきます。
英語長文を読んでいて、日本とは違う感性/考え方を感じた人もいるのではないでしょうか?
新しい事業を作る人に、海外留学経験者が多いのは、海外の経験や言語を通して、別の見方で日本の現状を客観的に見れるからかもしれません。
実際「英語を話すと性格が変わる」という人にもよく出会います。
その意味では、仮に完璧な同時通訳アプリができたとしても、英語を勉強する意味はなくはないと言えます。
受験という意味では、リーディングが中心で、少しリスニングとライティングに時間を割く程度と思います。
ただ時間に余裕がある人、または受験が終わったらスピーキングの練習をするのもいいと思います。
大分増えてきたとはいえ、私を含めて多くの人は英語が話すのが苦手です。
仕事という観点では、英語が話せるだけ、英語でプレゼンができるだけでチャンスが劇的に広がります。
(ただし英語が話せても、話したいことがなくては意味がないので、「英語だけしゃべれれば大丈夫」とは思わないようにしてほしいですが)